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鍋貼(ゴーティエ) [-ウー・ウェンさんの小麦粉料理]

DSC_0369.jpg日本の焼き餃子に一番近いと言う、北京風ゴーティエを習得。これは日本で言えばタコ焼きのような存在の屋台料理。家庭では具のバリエーションが豊富な水餃子が余ったら翌日焼くことはあっても、最初から焼き餃子は作ることはしない。餃子をおかずに白飯を食べるなど、もっての他! その差は満州で暮らしていた祖母にきいて知っていたけど、包み損ねたようなゴーティエの作り方は、さすがに(他界した)祖母も教えてくれなかったな、と遠い目。

皮は上部を閉じるだけで、具はあえて包み込まない。包んだ後で底が四角くなるよう麺台で成形。鍋肌に当たる面を広くすることで熱伝導を高める。肉汁が出るのでうまそうな匂いがたちこめ、屋台に人を呼び込むのだという。溢れ出す肉汁を封じ込めるために、羽をつける。日本は包み餃子なのに、あえて羽をつける意味が全く解せないと、ウーウェンさん。確かに、どうゆう意味があるのか、謎。

あまりの美味しさにバクバクと、餃子は別腹と言わんばかりに食べた。手作りの皮は一口サイズで食べやすく、具の味付けが絶妙で、酢醤油など全く要らない。挽肉は使わず、豚の薄切りを細かく刻み、隠し味は甜麺醤か?サイドディッシュは、紫米のおかゆと、セロリと筍のピリ辛和え。ザーサイが効いていて、これまたホントに美味しくて、大満足♪

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一気に熱湯を入れてボロボロになったら、暫く寝かせ、手の平でツルツルになるまでこねて、8cm大の皮を成形。

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羽根付き焼き餃子の出来上がり!筍は毒出し効果があるので食べてね、とウーウェンさん。紫米のおかゆは汁を飲むようにとのこと。そのココロは、お目目にきく、アントシアニン効果があるということかな?

DSC_0359.jpg 香りと味を思い出したくて、写真は大きく保存します。
何度でもつくりたい。
何度でもつくってあげたい。
このお味! 


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